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経営環境の変化は新しいリスクと保険を生み出し、既存のリスクや保険にも影響を与えます。その変化に対応できない企業は無駄な保険料を支払い、新たなリスクに対応できず、衰退していきます。企業保険の種類と分類保険商品にはさま…

最適な保険活用のためには、リスク対応策の全体像(図表2)からも考える必要があります。リスク対応策は、大きく事故や損失を減らそうとするリスクコントロールと事故に備えて財務的な準備をするリスクファイナンシングに分けられ、…

個人と法人では保険に対する考え方が全く違います。しかしながら、多くの企業が個人の発想で保険を選択し、誤った保険契約をしている現状があります。企業が保険に入る目的は自社の理念とビジョンの達成であり、経営計画を狂わせ…

保険は財務に掛けるという認識が必要 一般的に、保険は人や物に掛けるというイメージがありますが、企業においては財務を守るために保険を掛けるということを理解しておく必要があります。つまり、保険の目的は貸借…

多くの企業が財務戦略やリスクマネジメントの手段として、保険という金融商品を企業価値に結び付けていません。適切な保険活用に必要なのは、保険商品の選択ではなく、財務状況とリスク環境の把握です。本企画では、数回に分けて…

兵庫県知事はパワハラや贈答品の受領など権限の行使の在り方と共に、公益通報問題を巡って知事や側近らが制度を軽視し、通報者を特定し処分を急いだことが問題とされています。その結果、斎藤元彦知事に対する不信任決議案が県議会で提出…

立憲民主党等が対策を求める「年収の壁」の問題は103万円のみならず、手取りが大きく減る社会保険料の106万円と130万円の影響も大きく、これらは従業員と共に企業の負担にも影響します。特に、年収106万円を超えると社会保険…

船井電機の破産は、本業のテレビの不振以外に関連会社への多額の貸し付けや、船井電機HDが買収した脱毛サロンチェーン運営会社への資金支援等で約300億円が流出した事が要因とされます。企業の発展を目指した前向きな経営判断と…

トランプ大統領の就任とトリプルレッドの様相による市場の反応は、企業業績と長期金利が上がるという想定ですが、地政学リスクも高まるため、先々は景気拡大が順調に進むとは限らないでしょう。特に日本の産業界では、米国の保護主義…

自然災害やサイバー攻撃、感染症等のリスクの多様化でBCP(事業継続計画)の策定が広がり、8割の都道府県で策定企業が増えましたが、依然として大企業が37.1%、中小企業が16.5%です。BCPの策定は企業の事業継続と信頼構…

ユニチカは不振の繊維事業から撤退すると発表し、再建に向けて取引銀行等に債権放棄を含め870億円の金融支援を求め、資金は撤退に伴う費用や力を入れる高分子事業に充当する。繊維事業からの撤退の背景には原材料価格の高騰や価格競争…

2度の気温上昇で日本の洪水リスクは2倍となり、海面上昇は沿岸部の住民を不安に陥れ、移住も選択肢になるが、世界は更に深刻であり、気候難民は世界6地域で50年に2億1600万人に膨れ上がる。企業にとって、このような気候変動が…