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トランプ大統領の就任とトリプルレッドの様相による市場の反応は、企業業績と長期金利が上がるという想定ですが、地政学リスクも高まるため、先々は景気拡大が順調に進むとは限らないでしょう。特に日本の産業界では、米国の保護主義…

自然災害やサイバー攻撃、感染症等のリスクの多様化でBCP(事業継続計画)の策定が広がり、8割の都道府県で策定企業が増えましたが、依然として大企業が37.1%、中小企業が16.5%です。BCPの策定は企業の事業継続と信頼構…

ユニチカは不振の繊維事業から撤退すると発表し、再建に向けて取引銀行等に債権放棄を含め870億円の金融支援を求め、資金は撤退に伴う費用や力を入れる高分子事業に充当する。繊維事業からの撤退の背景には原材料価格の高騰や価格競争…

2度の気温上昇で日本の洪水リスクは2倍となり、海面上昇は沿岸部の住民を不安に陥れ、移住も選択肢になるが、世界は更に深刻であり、気候難民は世界6地域で50年に2億1600万人に膨れ上がる。企業にとって、このような気候変動が…

人手不足が最高水準の地域もあり、業種では女性の正社員が非正規を上回り、アルムナイ組織なども増加していますが、出生数が70万人を割り込むなど、労働力の継続的な減少が見込まれます。企業にとって、労働力の確保はますます困難…

2023年に詐欺目的のディープフェイクは15倍に増加し、ECサイトの直接改ざんで30万件の顧客情報が漏洩し、「DDoS攻撃」を代行する27のサイトが閉鎖されました。これらは、サイバー犯罪が企業活動に与える脅威が深刻化して…

自動車業界や生保業界まで波及する保険業界の問題は金融審議会において議論が進み、出向ルールは約7割の損保で、営業協力等の便宜供与は9割が解消しているが、改革はこれからのようです。企業目線では、こうした課題はリスク管理と透明…

金融庁は一連の損保業界の不祥事を受け、兼業保険代理店に新規制を適用し、便宜供与等の規制対象を拡大すると共に、保険ブローカーの新規参入を後押しする方針等を打ち出しています。それによって、保険会社や保険代理店は適切な対応が求…

旧ビッグモーターによる保険金の不正請求や企業向け保険の価格調整問題、計250万件の契約者情報の漏洩等をもたらした損保業界の商慣習は大きく見直される必要に迫られています。特に大手損害保険4社(東京海上日動火災保険、損害保…

AIの発展によるランサムウェア(身代金要求型ウイルス)攻撃の増大に対して、身代金の支払い要求に対する対応策が不十分な企業は約4分の3に上ります。例えば、オープンAIの開発した「ChatGPT」にプロンプト(指示文)を使…

損保大手3社は政策保有株式の売却益によって過去最高益を更新しましたが、売却益によって得た資金で自社株買いや成長投資等を積極的に行うと発表しました。具体的には、損害保3社が発表した24年3月期連結決算は、合計の純利益が前の…

著名人の許可を得ずに広告を掲載するケースが社会問題化している事を踏まえて、自民党はSNS(交流サイト)上のなりすまし広告問題への提言案を策定しました。なりすまし広告とは、著名人をかたり、SNS上に無許可で掲載するな…